渋谷の観光で最も驚かれるのは、あの交差点から歩いて15分の場所に深い森があることです。
明治神宮の境内は約70万平方メートル。人工的に造成された森ですが、100年を経て自然林に近い状態になっています。都心のど真ん中で、木の匂いと砂利を踏む音だけになります。
明治神宮
場所と行き方
渋谷区代々木にあります。最寄りはJR原宿駅で、駅を出るとすぐ南参道の入口です。
- 渋谷駅から徒歩 — 約20分
- 渋谷駅からJR — 原宿駅まで1駅、約2分
- 東京メトロ — 明治神宮前〈原宿〉駅
渋谷から歩くこともできますが、本殿までさらに10分ほど歩くことになります。時間に余裕がなければ1駅乗ってください。
開門時間
日の出とともに開き、日没とともに閉まります。 季節によって変動し、月ごとの開閉門時刻が公式サイトで公開されています。
これは重要な制約です。夏は5時前に開き19時ごろまで、冬は6時40分ごろから16時ごろまでといった具合に、2時間以上の差が出ます。夜間は入れません。
訪問前に、その月の開閉門時刻を確認してください。
料金
参拝は無料です。
有料なのは以下です。
- 明治神宮御苑 — 庭園。菖蒲の時期が有名です
- 明治神宮ミュージアム — 宝物を展示
金額は公式サイトでご確認ください。当サイトでは料金を掲載していません。
早朝に行く価値
これが明治神宮に関する最も実用的な助言です。
開門直後の7時前後、境内はほぼ無人です。 参道の砂利を踏む音だけが響き、木々の間から朝の光が差します。同じ場所が11時には団体客で埋まります。
渋谷での滞在中、早起きする価値がある数少ない場所です。前夜に夜の渋谷を歩いたあとの朝、というのは無理がありますが、日程のどこかで1日だけ早朝に充ててください。
歩く距離
入口から本殿まで、南参道経由で徒歩10分ほどです。砂利道が続くため、歩きやすい靴が必須です。ヒールやサンダルは適していません。
境内は広く、全体を歩くと1時間以上かかります。参拝だけなら往復40分程度です。
渋谷駅から近い神社
明治神宮まで行く時間がない場合、渋谷駅の徒歩圏にも神社があります。
金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)
渋谷駅から徒歩約5分。渋谷という地名の由来にも関わるとされる古社です。
観光客はほとんどいません。境内は小さく、10分もあれば見て回れます。渋谷の中心にこれがあるという事実自体が、この街の歴史の層を感じさせます。
代々木八幡宮
渋谷から小田急線または東京メトロで2駅。小高い丘の上にあり、地元の生活圏の雰囲気が残ります。
観光地化されておらず、参拝者は近隣の住民が中心です。渋谷の「観光地ではない顔」を見たいなら、こちらのほうが実感があります。
渋谷氷川神社
渋谷区東にある神社です。渋谷駅から徒歩圏で、こちらも観光客は少なめです。
参拝の作法
厳格な決まりというより、場に対する敬意の表し方です。
- 鳥居の前で一礼 — 境内に入る前に
- 参道の端を歩く — 中央は神様の通り道とされます
- 手水舎で清める — 右手で柄杓を持ち左手を、持ち替えて右手を、再び右手に持って左手に水を受け口をすすぎます
- 拝殿で二礼二拍手一礼 — 二度お辞儀、二度拍手、祈念、一度お辞儀
- 鳥居を出るとき一礼 — 振り返って
すべてを完璧に行う必要はありません。周りを見て真似れば十分です。
写真撮影 — 境内は基本的に可能ですが、本殿の内部や祭事の最中は不可のことがあります。掲示に従ってください。
代々木公園とセットで
明治神宮の東側は代々木公園に接しています。両方をまとめて歩くのが効率的です。
- 明治神宮 — 静寂、砂利道、森
- 代々木公園 — 芝生、ジョギング、週末のイベント
性格はまったく違いますが、隣接しています。明治神宮を参拝して、代々木公園でひと休みし、原宿の竹下通りへ抜けるという動線が定番です。
混雑の時期
正月三が日 — 明治神宮の初詣は日本有数の参拝者数となります。数時間の待ち時間が発生することもあります。この時期に「静かな森」を期待して行くと、まったく違う体験になります。
七五三(11月) — 家族連れが増えます。混雑というほどではありませんが、写真撮影の列ができます。
菖蒲の時期(6月) — 御苑が混みます。
これら以外の平日早朝は、年間を通じて空いています。
出典
開門時間、有料施設の料金、境内の規定はすべて変更されます。訪問前に明治神宮の公式サイトで最新情報をご確認ください。
各神社の由緒や歴史については、それぞれの公式情報および渋谷区の公開資料をご参照ください。当サイトは独立系の観光ガイドであり、いずれの宗教施設とも関係がありません。